iPhoneを使用していて、
画面が割れてしまった経験はありますか?
また、街中で割れたままのiPhoneを
使用している光景を目撃したことはありますか?
多くの人が、一度はそうした状況に
遭遇したことがあるでしょう。
では、なぜ高価なiPhoneの画面は
簡単に割れてしまうのでしょうか?
この記事では、iPhoneの画面が割れる原因と、
それを防ぐための対策方法について紹介します。
この記事を参考にして、大切なiPhoneを画面割れから守りましょう!
【目次】
『iPhoneの画面は割れやすい』は本当なのか?
皆様は、割れたままのiPhoneの画面を使用している人を見かけたことはありませんか?
不思議なことに、画面が割れたままのスマートフォンを使っている人の中には、なぜか多くの方が『iPhone』を使用しているように感じませんか?
そのため、「iPhoneはAndroidのスマートフォンよりもすぐに割れる」というイメージが広まっているように思います。
しかし、実際にはiPhoneとAndroid端末の間には強度に大きな差はありません。
iPhoneもAndroid端末も、両方とも『ゴリラガラス』
という耐衝撃性や耐傷性に優れた強化ガラスを
採用しています。
なぜ『iPhoneの画面は割れやすい』と思われるの?
なぜこのようなイメージが一部に広まってしまったのでしょうか?これには、いくつかの要因があります。
・日本ではiPhoneの利用者が多い
・Android端末とは異なり、
画面が割れたままでも使用が可能な場合がある
これらの理由により、
街中で割れたままのiPhoneをよく見かける機会が
多くなり、その結果iPhoneに対して否定的なイメージ
が浸透してしまったのですね…。
特にiPhoneは割れたままでも操作が可能なことがあるため、そのまま使用している方が多いです。
割れたまま使用する人は少ないのです。
この事から、第三者には『iPhoneの画面はよく割れる』というイメージが生まれているのかもしれません。
それでは、iPhoneの画面が割れる原因と、
それに対する対策方法をご紹介します。
iPhoneの画面が割れてしまう原因と対策
画面が割れる原因は、単純な落下だけでなく、さまざまな要因があります。
これらの原因を知ることで、予防策を講じることも可能ですので、知識として持っておくことは
決して損ではありません。
iPhoneの落下
まずは、iPhoneを落とした場合の一番の原因として考えられるのは、『落下による衝撃』による画面の割れです。
しかし、意外なことに画面を下向きに落とした場合は
画面が割れにくい傾向があります。
実際、ガラスの表面部分は非常に強度があり、
この向きの落下では画面が割れることは
ほとんどありません。
YouTubeなどで見かけるハンマーでのiPhoneの叩きつけ映像でも、一度の打撃では画面が割れない様子が見られることがありますよね。
では、具体的にどのような落下が画面割れにつながるのでしょうか?
それは『側面や四隅の角からの落下』です。
このような部位への衝撃は、画面が割れる可能性が非常に高くなります。
画面の割れを引き起こすのは、衝撃が一点に集中し、
どのようなガラスでも耐えきれずに破損してしまうからです。
『iPhoneの落下』への対策方法
・ガラス面の強度が高いとはいえ、過信せずにガラスコーティングを施したり、ガラスフィルムを貼り付けることが重要です。
・割れた箇所がわずかでもあるガラスフィルムは迅速に交換しましょう。
・iPhoneの周囲や角を保護するために、特化したケースを使用することも有効です。
・iPhoneをよく落としてしまう方は、バンカーリングなどを利用して落下を防ぐ工夫をしましょう。
ガラス表面への傷
意外かもしれませんが、『ガラス面の傷』も画面割れの原因となります。
ガラス表面に傷があるかどうかで、ガラスの耐久性に大きな違いが生じるのです。
落下衝撃があった場合、傷がなければ画面割れには至らなかったかもしれませんが、傷があると割れてしまうことがよくあります。
これはガラスの特性上、避けられないことですので、
事前に傷がつかないようにすることが非常に重要です。
『ガラス表面への傷』の対策方法
傷がついてしまった後では手遅れな場合があるので、
予めガラスコーティングを施したり、
保護フィルムやガラスフィルムを貼るなどして、
傷が付かないように対策しましょう。
iPhoneへの圧力
最後にご紹介するのは、iPhoneに加わる圧力の原因です。
これは知らないうちに起こってしまうことが多く、
画面への圧力や本体フレームの変形によってガラスが割れてしまいます。
男性の場合、ズボンの後ろポケットにiPhoneを入れたまま座ってしまった際に、圧力がかかることがあります。
また、女性の場合はカバンの中で物と物の間にiPhoneが挟まり圧力がかかることが少なくありません。
また、先ほどご紹介した『画面の傷』があると、
圧力による画面の割れがより起こりやすくなります。
『iPhoneへの圧力』の対策方法
座る際には後ろポケットに入れないなどの工夫をしましょう。
カバンに入れる場合は、専用のポケットなどに入れて
物に挟まれないようにするのが良いでしょう。
それでも画面が割れてしまったら?
様々な対策をしていても、予期せぬ事故によって
iPhoneの画面が割れてしまうことはあるかと思います。
しかし、割れたまま放置することは避けるべきです。
割れたままのiPhone画面をそのまま使用し続けると、
さまざまなリスクが生じます。
一部の操作が可能であっても、その後に起こりやすいのが『タッチ操作の不具合』や『液晶の故障(映像が映らない・一部映らない)』です。
割れたままの画面で操作を続けていても、
いつ液晶が故障するかはわかりません。
大切なイベントの時にカメラを使用したいときに、
この問題が発生すると取り返しのつかない事態になります。
また、ひび割れから水や埃がiPhone内部に侵入し、
本体基板が損傷する可能性もあります。
本体基板が損傷すると、修理が不可能な状態になるかもしれません。
このような事態を避けるためにも、
『割れたままの画面を放置しない』ことと早めの修理がオススメです。
画面修理の料金が変わるかも
iPhone修理業者の中には、ガラス割れや液晶破損の程度に応じて価格を設定している場合があります。
これには修理業者の事情が関係しています。
実際に画面が割れたまま使用し続けると、ガラス割れ修理で済んだ修理が、使用を続けることで液晶修理として扱われたりする場合もあります。
また、軽度の割れとして修理できたものが重度と判定されたりする可能性があります。
修理業者は修理後、割れたフロントパネルを
パネル再生工場に売ることで利益を得ています。
売却時には、割れ具合が深刻であるほどパネルの価値が低下するため、修理料金を高く設定し、
割れが軽度の場合は、再生工場への売却による利益も
考慮して価格を低く設定しているのです。
そのため、スマホの画面が割れたまま使用し続けると、画面割れが進行し、
修理にかかる料金も高額になる可能性があることを覚えておいてください。
最後に
いかがでしたでしょうか?
『画面割れ』と言っても、原因はさまざまです。
それぞれの対策を事前に講じておくことで、
破損を回避できる可能性を高めましょう。