スマホには個人情報がたくさん保存されており、
使用している人は誰でも個人情報漏洩のリスクがあると言えます。
そのため、スマホのセキュリティ対策は非常に大切です。
今回はスマホを安全に使用するための
以下のポイントについて解説していきます!
【目次】
スマホに保存される個人情報のリスク
まず、スマホに保存される個人情報としては、
電話番号やメールアドレス、住所などが挙げられます。
また、アプリを利用する際には、
ログイン情報やクレジットカード情報なども保存されることがあります。
これらの情報が漏洩すると、
不正アクセスや詐欺被害などが発生する可能性があります。
1. 不正アクセス:
スマホに保存されている個人情報が盗まれ、不正アクセスされることで、
ネットバンキングやオンラインショッピングなどで
不正な取引が行われる可能性があります。
例えばオンラインショッピングだと、覚えのない注文履歴があったりします。
2. 詐欺被害:
スマホに保存されている個人情報を利用して、
詐欺の被害に遭う可能性があります。
例えば、偽の請求書や支払いを求めるメールが送られてくることがあります。
3.個人情報流出:
スマホに保存されている個人情報が漏洩することで、
その情報を利用して悪意のある第三者による迷惑メールや
スパムメールが送られてくる可能性があります。
以上のリスクを回避するためには、
スマホのセキュリティ対策を徹底する必要があります。
もしも迷惑メールなどが送られてきても、
開封せずに削除するようにしましょう。
セキュリティ対策の必要性とその方法
個人情報の漏洩を防ぐためにも
スマホのセキュリティ対策は、非常に大切です。
個人情報以外に、スマホに入っている
重要なデータを守るためにも対策はしておいた方が安心ですね。
セキュリティ対策の必要性とその方法
1. パスワードの設定:
現在流通しているスマホは、ほとんどパスワードを設定することができます。
パスワードを設定することで、
スマホを紛失した場合や盗難にあった場合でも、
第三者がスマホを利用することを防ぐことができます。
2. 自動ロックの設定:
パスワード設定と同様に、自動ロックも設定することができます。
自動ロックを設定することで、一定時間スマホを操作しなかった場合に
スマホが自動的にロックされるようになります。
これにより、スマホを置き忘れた場合や盗難にあった場合でも、
スマホを利用されることを防ぐことができます。
3. セキュリティソフトの導入:
スマホにはセキュリティソフトを導入することができます。
それにより、ウイルスやマルウェアなどの
不正なプログラムからスマホを守ることができます。
導入した際は、定期的に更新するようにしましょう。
最新版にアップデートを行うことで、新たなウイルスなどに
対応できるようになり、スマホをより安全に使うことができます。
4. アプリのインストールに注意する:
アプリをインストールする際には、信頼できるアプリストアからのみ
ダウンロードするようにしましょう。
また、アプリの許可を行う際には、必要最低限の範囲で許可に抑えましょう。
スマホを安全に使うための方法
スマホを守るためにもセキュリティ対策は非常に大切ですが、
普段から意識できる対策方法もあります。
1. パスワードを複雑化する:
パスワードを複雑化することで、
第三者による不正アクセスを防ぐことができます。
複雑なパスワードにするためには、
英数字や記号を組み合わせることが有効です。
2. 公共のWi-Fiを利用する際にはVPNを利用する:
公共のWi-Fiを利用する際には、VPNを利用することで
通信内容を暗号化することができます。
これにより、第三者による通信傍受を防ぐことができます。
3. 不審なメールやSMSには絶対に返信しない:
不審なメールやSMSには絶対に返信しないようにしましょう。
これらのメールやSMSには、
個人情報を盗むためのリンクが含まれていることがあります。
4. アプリの権限を確認する:
アプリをインストールする際には、
そのアプリがどのような権限を持っているか確認しましょう。
不必要な権限を持っているアプリは、
個人情報の漏洩や不正アクセスのリスクが高くなります。
5. スマホを定期的に更新する:
スマホの定期的な更新は、バグの修正や新機能の追加だけではなく、
スマホのセキュリティを保つためにもとても大切です。
OSやアプリは、定期的に更新することで、
新たな脆弱性から守ることができます。
更新せずに古いOSやアプリのままだと、
ハッカーによってスマホが乗っ取られるなどの可能性があります。
スマホの更新通知が届いた場合は、すぐに更新するようにしましょう。
6. 二段階認証を利用する:
二段階認証とは、ログイン時にパスワードだけでなく、
別の認証方法(例えばSMSによる認証)も行うことです。
この認証方法を利用することで、
スマホに保存されている個人情報を守ることができます。
7. 不要なデータを削除する:
不要なデータやアプリは、定期的に削除することが重要です。
不要なデータやアプリが多くある場合、
スマホの動作が遅くなるだけでなく、セキュリティ上のリスクも高まります。
スマホを紛失した場合に備えて、
リモートロックや位置情報の追跡機能を利用することも重要です。
以上のような方法を実践することで、
スマホをより安全に使うことができます。
スマホの定期的な更新が大切、と上記で解説しましたが
サポート期間も確認するようにしましょう。
サポート期間とは、メーカーやキャリアが
スマホの修理やアップデートなどのサポートを
提供する期間のことを指します。
期間の長さはメーカーやキャリア、機種によって異なりますが
Androidだと約4年、iPhoneだと約5年ほどだと言われています。
このサポート期間が終了してしまうと、
新しいOSやアプリへのアップデートができなくなってしまいます。
スマホは更新することで新しい機能が追加されたりバグが修正され、
より使いやすくすることができます。
バグがある場合、スマホの動作が不安定になるだけでなく、
セキュリティ上のリスクも高まります。
そのため、スマホのサポート期間には注意が必要です。
スマホのサポート期間については、
メーカーやキャリアのWebサイトなどで確認することができます。
「もう何年も同じスマホを使っているな」という方は、
一度サポート期間を調べてみることをおすすめします。
期間が終了したサポート対象外のスマホであっても、
スマホ自体が使えなくなるというわけではないため
そのまま使い続けることは可能です。
スマホの故障や買い替える場合に備えてバックアップを取っておくことや、
クラウド機能を使ってスマホのデータを保存しておくことも大切です。
現在使用しているスマホを買い替えなどで
手放す際には初期化することを忘れないようにしましょう。
初期化しないままスマホを手放すと、
個人情報がスマホに残っていることがあります。
スマホで買い物をしたり、チケットの予約をしたりと
個人情報を打ち込む機会はたくさんありますよね。
例えばその際に、クレジットカードの情報を
サイトなどに記憶させないようにするなどでも
個人情報漏洩や不正利用の可能性を下げることができます。
セキュリティ対策はもちろん、スマホの設定や普段の使い方から
意識をして安全にスマホを使用しましょう!