スマートフォンは、いつでもどこでも
インターネットに接続できる便利な機器ですが、
その一方でデータ通信量が気になるという方も多いのではないでしょうか。
特に、スマホのデータ通信量を大量に使ってしまったときは、
通信制限がかかりアプリやインターネットの動作が遅くなるため
節約方法を知っておくことが大切です。
今回は、スマホのデータ通信量を節約する方法についてご紹介します。
【目次】
- Wi-Fiを活用する
- データ圧縮アプリを利用する
- 自動更新設定をOFFにする
- SNSの自動再生機能をオフにする
- キャッシュを削除する
- 広告ブロックアプリを利用する
- バックグラウンドでの通信を制限する
- オフラインで利用可能なアプリやサービスを利用する
- 自動同期をオフにする
- データ通信量を確認する
・Wi-Fiを活用する
スマホでインターネットを利用する場合は、
Wi-Fi環境がある場所ではWi-Fiを利用するようにしましょう。
Wi-Fi環境下では、自宅や職場などで使える固定回線と
同じように高速で安定した通信が可能です。
外出先でも公共のWi-Fiスポットがあれば利用することもできます。
ただし、公共のWi-Fiスポットを利用する際は以下の点に注意しましょう。
・セキュリティ上の問題があるため、個人情報が漏洩する可能性がある。
・公共の場では多くの人が利用しているため、通信速度が遅くなることがある
・一部のサイトやアプリでは、公共のWi-Fiスポットからのアクセスを
制限している場合があるため、利用できない場合がある
・データ圧縮アプリを利用する
データ圧縮アプリとは、通信中のデータを圧縮することで、
通信量を削減するアプリのことです。
代表的なアプリとしては、「Opera Max」や「Onavo Extend」があります。
ただし、アプリを利用することで
通信速度が遅くなることもあるため、利用する際は注意が必要です。
また、データ圧縮アプリは、通信中のデータを
サーバー側で圧縮してからスマホに送信するため、
セキュリティ上の問題がある場合もあります。
そのため、信頼できるアプリを利用するようにしましょう。
・自動更新設定をOFFにする
自動更新設定とは、スマホ内のアプリが自動的に
最新版に更新されるようにする設定のことです。
この設定をONにしているとアプリが自動的に更新されるため
とても便利な機能ですが、気づかないうちに
データ通信量を消費してしまうことがあります。
自動更新の設定をOFFにすることで、通信量の節約につなげることができます。
各アプリの設定画面やスマホの設定画面から変更することができます。
また、アプリを更新する際には
Wi-Fi環境のある場所で行うことをおすすめします。
・SNSの自動再生機能をオフにする
SNSの自動再生機能とは、スクロールするだけで
動画が自動的に再生される機能のことです。
例えば、FacebookやTwitter、Instagramなどにおいて、
この機能を利用することができます。
一度再生された動画はキャッシュに保存されるため、
何度も再生されることがあります。
しかし、この機能はデータ通信量を大量に消費してしまうため、
オフにすることで通信量の節約につなげることができます。
SNSの自動再生機能は、各SNSの設定画面からオフにすることができます。
・キャッシュを削除する
スマホのブラウザやアプリは、一度アクセスしたページやデータを
キャッシュとして保存しています。
このキャッシュが溜まりすぎると、スマホの動作が遅くなったり
データ通信量を消費することがあります。
そのため、定期的にキャッシュを削除することで、
スマホの動作をスムーズにし、通信量の節約につなげることができます。
キャッシュを削除する方法は、以下の通りです。
1.スマホの設定画面を開く
2.「ストレージ」または「ストレージとUSB」を選択する
3.「キャッシュデータ」をタップする
4.「OK」または「削除」をタップする
一部のアプリでは、アプリ内でキャッシュを削除することもできます。
アプリ内で設定画面を開き、
「キャッシュのクリア」または「ストレージの管理」などの
項目を選択して、キャッシュを削除することができます。
・広告ブロックアプリを利用する
広告ブロックアプリとは、スマホのブラウザやアプリで
表示される広告をブロックすることができるアプリのことです。
広告をブロックすることで、ページの読み込みが早くなったり、
通信量を削減することができます。
代表的な広告ブロックアプリとしては、
ただし、広告ブロックアプリを利用することで、
コンテンツ提供者にとっては影響が出ることがあります。
そのため、利用する場合は、自分が閲覧しているコンテンツに対して
適切な対応をするようにしましょう。
一部のサイトでは広告ブロックアプリを利用することが
事前に確認しておく方が良いでしょう。
また、広告ブロックアプリには悪質なウイルスなどが
・バックグラウンドでの通信を制限する
スマホの設定画面から、
バックグラウンドでの通信を制限することができます。
バックグラウンドでの通信とは、スマホの画面を操作していない状態で
アプリが自動的に通信を行うことを指します。
通知やアプリの更新などが含まれます。
バックグラウンドでの通信は、通信量を消費するほか、
スマホのバッテリー消費も増えるため、
バッテリーの持ちが悪くなることがあります。
制限することで、データ通信量やバッテリー消費を抑えることができます。
ただし、制限しすぎると必要な情報が正しく取得できなくなることもあるため、
どのアプリを制限するのか精査してから設定するようにしましょう。
・オフラインで利用可能なアプリやサービスを利用する
オフラインで利用可能なアプリやサービスを利用することで、
データ通信量を節約することができます。
例えば、Googleマップでは、事前に地図データをダウンロードすることで、
オフラインでも地図を利用することができます。
また、音楽ストリーミングサービスや動画配信サービスでは、
事前にデータをダウンロードしておくことで、
オフラインでも音楽や動画を楽しむことができます。
・自動同期をオフにする
スマホ内のアプリは、データを
自動的に同期する設定になっている場合があります。
例えば、メールアプリでは新着メールを自動的に取得し、
カレンダーアプリではスケジュールを自動的に同期します。
自動同期は便利な機能ですが、データ通信量を消費するため、
通信料金が高額になる場合があります。
また、自動同期の頻度が多い場合は、スマホのバッテリー消費も増えるため、
バッテリーの持ちが悪くなることがあります。
そのため、自動同期の設定を見直すことで、
通信量やバッテリーの消費を抑えることができます。
自動同期の頻度を減らす、特定のアプリの自動同期を
オフにするなどの対策が有効です。
・データ通信量を確認する
データ通信量は、スマホの設定画面から確認することができます。
使用状況を確認することで、どのアプリが通信量を
多く消費しているかを把握することができます。
通信量の多いアプリの使用を控えたり、Wi-Fi環境下でのみ利用するなど
対策を取ることができます。
以上が、スマホのデータ通信量を節約する方法です。
契約プランによっては、通信量が増えるほど、
利用料金が高くなる場合もあります。
今回ご紹介した方法を組み合わせることで、
より効果的に通信量を節約することができます。
無駄な通信量を減らし、快適なスマホライフを送りましょう!